使いやすさを追求した
革命的なロボットで、
目指せ、トップの一角。
技術職(要素技術開発)
開発センター
2019年中途入社|知能情報工学科卒
課題に対し頭の中で達成までの道筋が組みあがったり解決案を思いついたりすると、パフォーマンスが一気に上がります。想定外の障害を越えられた時も楽しいですね。新たな方法を思いつき成功した時も、経験で培ったものが自分の中で結びついた感じがして爽快です。そして、最高にうれしいのが、自分が作ったものに「いいね」といってもらえた瞬間です。どうすれば良さが伝わり気に入ってもらえるか試行錯誤してきたそれまでの苦労が、この一言で報われます。
INTERVIEW.01FUJIへの入社理由
ロボットの研究開発を志望してアウトソーシング企業に進んだのですが、核心に触れるテーマを担当することは難しく、研究色に乏しいことを痛感。より研究色の強い仕事への思いをあきらめきれず、メーカーへの転職を決意しました。前職でリハビリロボットを手がけていたので、FUJIの介護ロボット関連の求人に着目。電子部品実装ロボットという強い主力事業があり研究開発投資に熱心な点も選択ポイントに合致したので迷わず応募しました。介護ロボット関連の求人は終了していましたが、現配属先の開発センター長に進行中の多関節ロボットの研究開発について語っていただき、その管理職とも思えない“熱さ”に心が動きました。私の想いについても熱心に聞いていただき、ここなら自分も幾つになってもワクワクしながら挑戦を続けられると感じて入社を決めました。
INTERVIEW.02現在の仕事内容
主な担当業務は多関節ロボットに関連するアルゴリズムの開発です。ロボットは自動で動いているイメージが強いですが、実際にはロボットに動作を覚えこませるティーチングや、精度を出すためのキャリブレーション・パラメータ調整などの作業が必要です。そのような、熟練者であっても時間のかかる作業を不要にして、人が簡単にロボットを扱えるようにするためのアルゴリズムや技術を創り出すことが自分たちの役割です。技術開発をしているとどうしても開発者目線となり、ユーザのニーズとの食い違いが生じがちなので、展示会で意見を聞いたり、顧客の現場で耳を傾けたりすることを大切にしています。また、そうしたコミュニケーションの基本として、自分で作ったものに責任を持ち理由を聞かれたらちゃんと答えられるようにすること、説明するときはできるだけかみ砕いて、話の筋道ができているか、わかりにくい表現はないかなどを確認することを心掛けています。
INTERVIEW.03今後の目標
電子部品実装ロボットでは有名なFUJIですが、多関節ロボットの知名度はまだまだこれから。電子部品実装ロボットで培った制御技術の上に現在追究中の“使いやすさ”につながる独自技術を積み上げることにより、FUJIを多関節ロボットでも世界トップレベルと評価されるメーカーにすることが目標です。そのためには、視野を広げ、アイデアの引き出しを増やして、多くのユーザに「使いやすい!」と喜ばれる技術を生み出し、いずれは新製品を1からつくり上げるプロジェクトに参画して、未来につながる主力製品を形にしたいと思っています。また、FUJIには年齢に関係なく技術への情熱を抱き続けるという風土が根づいています。私も、最後まで挑戦を続け、周りから「楽しそう」と思ってもらえる技術者を目指します。
Proud ofFUJIの自慢できるところ
アウトソーシングや製品開発では決まった仕様に基づいてつくることが多いですが、現在の部署では問題の選定、仕様の検討から始まるため、自由度の高さは段違いです。正解がない分、難しいですが、そこに面白さを感じるので入社してよかったなと感じています。また、周りには多様な分野のスペシャリストがたくさんいて、質問すると丁寧に教えてもらえるので、入社時や新しいことを始める時もすんなり業務に入ることができました。
Off timeオフタイムでの1枚
FUJIはゴルフが盛んで年6回コンペも開かれています。私は、野球を幼い頃から続けてきましたが、ゴルフは社会人になってから。スコアはまだ100前後、よくて90台前半というところなので、もう少し腕を上げたら参加したいなと思っています。センター長はゴルフもお上手なので、ゴルフにおいても師匠と仰ぎ、一緒にコースを回って技術を学ばせてもらっています。